「聖十字病院の職員であること、そして精神科の看護師であることを誇りに思います」
看護師 山内博文
- 看護学校に通っていた平成2年に聖十字病院に入職し、以来30年以上働いています。
- 昔と比べると色々なことがすごく変わりました。聖十字病院は法律や制度、時代の変化に応じて、その時々に精神科医療のあるべき姿を誠実に一生懸命考えて変わってきたのだと思っていますし、それが聖十字病院の良さだと思います。
- 若いころは看護師として患者様のケアをすることだけを考えて働いていましたが、だんだん組織が大きくなり、事業も多様化し、私に求められる役割も変化していく中で、それだけじゃいけないと感じるようになりました。地域生活支援に力を入れている聖十字病院で看護をするには入院中のことだけでなく、退院後の生活まで見据えることが大切です。そのためにはスタッフ一人ひとりがそういう視点を持ち、チームでかかわることが必要となるため、私自身一セクションのリーダーとして、マネジメント能力を身に着けなければと思っています。まだまだ足りない部分が多いです。
- 働く人たちがやりがいを感じられるような職場づくりに貢献したいです。もちろん楽な仕事ではないので辛い思いをすることもあるけれど、患者様としっかり向き合う中で得られる喜び、学びや成長は精神科看護の大きなやりがいだと思います。そういうきっかけがより多く生まれる環境を作るのが自分の役割だと思っていますし、自分のそういう思いに応えてくれる仲間もいます。たくさんの人にこの仕事に誇りをもってもらいたいです。
- 人生の半分以上過ごしてきたので、やはり大切な場所ですね。いい勉強をさせてもらってきました。いい仕事をさせてもらってきました。聖十字病院での色々な体験は宝だと思っています。聖十字病院の職員であること、そして精神科の看護師であることを誇りに思っています。
- 聖十字病院は事業部制組織を導入しており、今は多職種がチームとして目標を共有し、みんなで取り組むことができています。田伏院長が言うように精神科医療のあるべき姿を追い続けることができる場所になってきていると感じます。一緒にいい仕事をしましょう。